寒くなるとお腹の調子が崩れるのはなぜ?アスリートが秋冬に見落としがちな「水分不足」と冷え

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冬場の練習中にお腹を冷やして壊してしまう。これから寒くなってくる季節、皆さんもこのような経験をされた方は多いと思います。

夏の暑さを乗り切り、涼しくなって練習しやすくなって、秋のレースに向けてこれから追い込みたい時にお腹の調子が崩れる、、そんな経験はないでしょうか?

この記事では、寒くなるとお腹の調子が崩れやすい理由と、アスリートが見落としがちな「寒い日の水分不足」、そして私が寒い時期に気を付けていることをまとめます!

※お腹の痛みや便通の乱れが続く場合、血便や発熱をともなう場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
※本記事は個人の体験に基づく内容です。

この記事でわかること
・寒くなるとお腹の調子が崩れやすい3つの理由
・寒い日の練習で、水分が不足しやすい理由
・レースの後も含めて、私が寒い時期に気を付けていること

寒くなるとお腹の調子が崩れやすい3つの理由

寒くなる時期にお腹の調子が崩れやすい理由として、よく挙げられるのが次の3つです。

・寒暖差で自律神経が乱れる
・お腹が冷える
・飲む水分の量が減る

秋から冬にかけて朝晩と日中の気温差が大きくなります。協会けんぽのコラムでは、季節の変わり目の急激な温度差など、環境の変化が大きくなると、体の機能を調節する自律神経が乱れやすくなると言われています。

また、大正製薬が2025年に全国の20代以上1,000人に行った調査では、約6割の人が「秋バテ」の症状を感じていると回答しています。医師監修の解説によると、秋は夏に消耗した体力が戻りきらないうちに寒暖差で自律神経が乱れやすく、消化機能も低下しやすい時期だそうです。夏場は暑さや冷たいものの摂取で内臓に大きな負担がかかっています。秋になって体がダルい、重いという症状は私もよく経験します。

②お腹が冷える

imidasの漢方のコラムでは、秋になると便秘を訴える患者さんが増えると言われています。ここでは涼しくなってお腹が冷え、腸の働きが悪くなることが一因だと説明されています。

私の場合は、冬場の練習中に冷えてお腹を壊してしまうことがあります。

③飲む水分の量が減る

先ほどのimidasのコラムでは、夏に比べて水分をとらなくなり、乾燥で便が硬くなりやすいことも挙げられています。

3つの中で、アスリートが特に見落としやすいのが、この水分の量です。

※出典:協会けんぽ「秋に注意したい寒暖差疲労」/大正製薬 プレスリリース(2025年9月)/imidas「漢方」

アスリートが見落とす「寒い日の水分不足」

冬場の練習で、飲む量が大幅に減っていないでしょうか?

私も寒い時期は練習中に飲む量が、夏に比べて明らかに減ります。(夏だと練習では1日5-7L、冬場だと1日3-4L)

2004年に学術誌『Medicine & Science in Sports & Exercise』に掲載された研究では、寒い環境では、体の水分が足りているときも不足しているときも、喉の渇きが最大40%弱まったと報告されています。安静にしているときだけでなく、中くらいの強度で運動しているときも同じでした。

寒さで手足の血管が縮み、体の中心に血液が集まることで、体が水分不足に気づきにくくなることが一因と考えられているそうです。

この研究を行った研究者は、寒い環境で働く人では体重の3〜8%にあたる水分不足が報告されているとも述べ、寒い時期も暑い時期と同じように、水やスポーツドリンクをしっかり飲むよう勧めています。また、寒いと尿の量が増える(寒冷利尿)とも言われています。

冬は喉が渇いていなくても体の水分は足りていないという状態が起こりやすくなります。

水分不足は腸にとっても悪い影響が出る可能性が高まります。2025年に学術誌『Frontiers in Physiology』に掲載された論文では、2時間のランニングで体重の3.1%を失った脱水の条件では、0.6%の条件に比べて、腸のダメージを示す指標が大きく上がっていました。寒い環境で行われた実験ではありませんが、脱水が腸の負担になることを示しています。

※出典:Kenefick RW ほか(2004)Medicine & Science in Sports & Exercise 36:1528-1534/Frontiers in Physiology(2025年)

冬場はドリンクの濃度を変えている

飲む量が減ることを考えて、私は冬場の練習中のドリンクの糖質濃度を変えています。

・夏場:2〜3%
・冬場:4〜5%

飲む量が減ってもなるべく必要な糖分などが摂れるようにするためです。水分で補給できない糖質は、ジェル等でも積極的に補給します。

濃度の感じ方やお腹との相性には個人差があります。変えるときは、必ず練習で試してから調整してください。

レースの後こそ、冷えに注意

秋冬のレースでレース中に寒さでお腹が痛くなったことはありませんが、レース後にお腹が冷えて痛くなったことがあります。

レースが終わってから止まっている間に体は冷えやすくなります。寒い時期は、ゴールした後の過ごし方にも気を付けたいところです。

私が寒い時期に気を付けていること

冬場の練習で、私がお腹を冷やして壊しやすいのは特に次の2つの場面です。

・ランのポイント練習:薄着で走るため
・バイクの屋外練習:気温が低い中、冷たい風を受けながら走るため

寒い時期に一番大事にしているのは、腹巻きと冷たいものを飲まない・食べないことです。

腹巻きは必ずつける

寒い時期は必ず腹巻きをつけています。ランの練習中もつけたまま走ります。

冷たいものは極力避ける

冷たい飲み物や食べ物は、極力避けています。

冷たいものとお腹の関係は、下記の記事でも書いています。

夏バテの原因は腸内環境?腸活で対策する方法|ラクティスを取り入れた実体験
夏バテのだるさや食欲不振は暑さだけが原因ではありません。腸内環境の乱れが疲労を長引かせる仕組みを、夏の練習で2週間走れなくなったプロトライアスリートが解説。今日からできる腸活4つの習慣と、乳酸菌選びの落とし穴もまとめました。

練習以外で私がお腹の調子を崩しやすい行動はこちらにまとめています。

腸内環境悪化の方法⁈〜下痢になってしまう行動集〜
腸内環境を整えるより先に、悪化させる行動を無くす。プロトライアスリートの私が実際にお腹を下してきた11の行動を、牛乳・パン・経口補水液・エネルギーゼリーまで具体的にまとめました。練習日やレース前の失敗を減らす参考にしてください。

私が普段から続けていること

ここまで寒い時期の水分補給と、お腹を冷やさないことについて書いてきました。

もう一つ、私が2019年から季節を問わず続けているものがあります。乳酸菌生成エキス「ラクティス」です。

飲み方は、練習中のドリンクや普段の水に入れるか、そのまま飲んでいます。ドリンクに入れる時は1リットルにつき1包を目安にしています。量は1日1〜2包で、ハードな練習の日は3包飲むこともあります。

寒い時期の対策として腹巻きと冷たいものを避けることに加えて、ラクティスも取り入れています。

ラクティスやその他の乳酸菌サプリをどう選ぶかについては、こちらの記事でも紹介しています。

アスリートの乳酸菌サプリの選び方|ヨーグルト・生菌タイプと「乳酸菌生成エキス」は何が違う?
大学4年間ヨーグルトを続けても変わらなかった私が、乳酸菌生成エキスに切り替えた話。乳酸菌の摂り方は大きく3タイプあり、役割が違います。アスリートが選ぶときに見るべき3つのチェックポイントを、実体験を交えて解説します。

よくある質問

Q
寒い時期も、いつもと同じ飲み方でいいですか?
A

私は寒い時期も飲み方を変えていません。公式サイトでは、1日1〜2包を水と一緒に飲むよう案内されています。

Q
温かい飲み物に入れても大丈夫ですか?
A

公式サイトによると、生きた菌ではないため、温かい飲み物にも使えるとされています。

Q
寒い時期のお腹の調子は、これを飲んでいれば大丈夫ですか?
A

いいえ。ラクティスは体の内側よ土台を支えるものという位置づけで、これだけで解決する魔法ではありません。ラクティスに加えて、今回紹介した寒さ対策を行うことでより効果を発揮します。

まとめ|寒い時期こそ、冷やさず、飲む

冬場の練習中にお腹を冷やして壊してしまう。寒くなると練習中に水分を飲む量明らかに減る。それが、私の寒い時期の実感です。寒くなるとお腹の調子が崩れやすい理由として、よく挙げられるのは次の3つでした。

・寒暖差で自律神経が乱れる
・お腹が冷える
・飲む水分の量が減る

特に水分は、寒いと喉の渇きが最大40%弱まるという研究があり、気づかないうちに足りなくなりやすいです。

私が寒い時期にしていることは、次の4つです。

・腹巻きを必ずつける(ランの練習中も)
・冷たい飲み物や食べ物を極力避ける
・冬場は練習中のドリンクの糖質濃度を4〜5%にする
・レースの後は、すぐに着替えて体を温める

秋冬はレースも練習も続く季節です。喉が渇いていなくても体は水分を必要としている。その前提で寒い時期の準備をしておきたいですね!

練習量が増える時期の体調管理(睡眠や練習量の調整)については、こちらに書いています。

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私は大学の4年間、毎日ヨーグルトを食べていましたが、手応えを感じられませんでした。ラクティスを使い始めた経緯や、続けてきた中での実感はこちらの記事に書いています。

【実験談】下痢が続く原因は腸内環境だった|乳酸菌生成エキス ラクティス で改善を目指した話
長年お腹の不調に悩んできたトライアスロン選手が、腸内環境の見直しとして乳酸菌生成エキス「ラクティス」を試した記録です。摂取開始から8ヶ月間の経過を、月ごとに正直にまとめました。※個人の感想です。

ラクティスは、腹巻きや冷たいものを避けることの代わりになるものではありません。また、乳酸菌サプリには、合う・合わないが必ずあります。商品の詳細は、こちらから確認できます。


※本記事は個人の体験に基づく感想です。感じ方には個人差があります。
※ラクティスは食品であり、医薬品ではありません。特定の症状の治療・予防を目的としたものではありません。
※お腹の痛みや便通の乱れが続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

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