トライアスロン等の屋外スポーツを行う方にとって、天敵となるのが【花粉症】
花粉シーズンの練習でかなりきつい思いをされている方も多いのではないでしょうか?
・鼻水が止まらない
・鼻づまりで呼吸がしづらい
・目のかゆみで集中できない
このような症状を抱えながらの練習は集中できず、体調を崩してしまう場合も多く、練習の質が落ちてしまう、そもそも練習ができないということも起こりえます。
この記事を書いておいてなんですが、私自身は花粉症ではありません。
ただ、実際に私のまわりのスポーツ選手の中にも花粉症に悩んでいる人は非常に多く、春のシーズンになるとパフォーマンスが落ちてしまうケースも少なくありません。
だからこそ、花粉症対策はスポーツのコンディション管理の一つとして考える必要があります。
この記事でわかること
この記事でわかること
・花粉症が持久系スポーツのパフォーマンスに影響する3つの経路
・症状への対処と、体の土台づくりは役割が違うということ
・腸と免疫について一般に言われていること
はじめにお読みください
花粉症は医療機関で診断・治療を受けられる疾患です。症状がつらい場合は自己判断せず、必ず医師にご相談ください。本記事は、症状そのものへの対処法をお伝えするものではなく、コンディション管理という視点から書いたものです。
また、競技者の方が市販薬・処方薬を使用する場合は、ドーピング禁止物質が含まれていないか必ず事前に確認してください。
花粉症とは?

花粉症とは
花粉症とは、植物の花粉が原因で引き起こされるアレルギー性の病気です。主に春や秋の季節に、スギやヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉が飛散することによって症状が現れます。
主な症状
●鼻水や鼻づまり
●くしゃみ
●目のかゆみや充血
●喉のかゆみや違和感
●皮膚のかゆみ
●頭痛
等々、、、、
どの症状がどの程度出るかは人によって大きく異なると言われています。同じ「花粉症」でも、鼻の症状が中心の方もいれば、目のかゆみで練習に集中できないという方もいます。
なぜ花粉症になる?
体には、ウイルスや細菌などの異物(病原体)から身を守る免疫システムが備わっています。この免疫システムが、本来は無害であるはずの「花粉」を危険な異物と認識して防御反応を起こすことで、花粉症の症状が現れるとされています。
つまり花粉症は、免疫のはたらき方が関わっている反応ということになります。この点は、後半の腸の話につながってくるので覚えておいてください。
花粉症がスポーツパフォーマンスに与える影響
トライアスロンなどの屋外スポーツを行う選手にとって、花粉症を単なる「季節の不調」と捉えるには危険です。パフォーマンスを大きく左右するコンディション要因の一つになります。
特にトライアスロンは、
・長時間の持久運動
・屋外でのレース・トレーニング
・呼吸量が非常に多い競技
という特徴があるため、花粉の影響を強く受けやすい競技です。
呼吸機能の低下
花粉症になると、鼻づまりや鼻水によって呼吸がしづらくなります。
持久系スポーツでの呼吸の重要は、皆さんご存じの通りだと思います。鼻呼吸が妨げられると口呼吸に頼ることになり、呼吸の効率そのものが落ちてしまいます。
その結果
・心拍数が上がりやすい
・同じペースでもきつく感じる
・持久力が低下する
といった影響が出ることがあります。
特に体に大きな負荷がかかる高強度トレーニングやレースでは、この影響を強く感じる選手が多いです。普段と同じメニューのはずなのに、なぜかその日だけ設定タイムが出ない、、そんな日が続いてしまいます。
集中力・判断力の低下
花粉症の症状は、鼻や目の症状等、多岐にわたります。
・くしゃみ
・頭のぼーっとした感覚
・睡眠の質の低下
・目のかゆみ
・鼻水
これらは集中力や判断力の低下につながります。
トライアスロンでは、バイクでの集団走行や、路面状況の判断など、一瞬の判断が安全に直結する場面が数多くあります。集中力が落ちることは、レース戦略だけでなく安全面のリスクにもつながります。
トレーニングの質が下がる
花粉症の症状が強い時期は
・外でのトレーニングがつらい
・症状が酷くて練習できない
・呼吸が苦しい
・睡眠の質悪化により疲労感が抜けない
といった理由から、トレーニングの質が落ちてしまう可能性があります。
そして厄介なのが時期です。春は、シーズン前の重要なトレーニング期(レースに向けた高強度トレーニングに取り組み始める時期)であり、レースが始まる時期でもあります。
この時期にコンディションを崩してしまうと、シーズン全体のパフォーマンスに影響する可能性もあります。
1年で最も積み上げたい時期と、花粉が最も飛ぶ時期が重なってしまう。ここが、選手にとって花粉症が単なる「季節の不調」で済まない一番の理由ではないでしょうか。
「症状への対処」と「体の土台づくり」は役割が違う
花粉症のシーズンになると、多くの選手が
・マスクやゴーグルで花粉を物理的に防ぐ
・洗顔やうがいで花粉を洗い流す
・医師に相談して薬を使う
といった対策をされていると思います。これらは今まさに出ている症状に直接働きかける対処であり、花粉症対策の中心になるものです。症状がつらい場合は、まずこちらを優先してください。
この記事でこれから書いていくのは、それとは別の話です。症状そのものへの対処ではなく、日々の体調管理という土台の部分について、私が実際に続けていることをご紹介します。
先ほど触れたとおり、花粉症は免疫のはたらき方が関わっている反応です。そして免疫については、腸内環境との関わりが一般に言われています。ここから先は、その「一般に言われていること」をベースに、私が土台づくりとして取り組んでいることの話になります。花粉症の症状そのものを軽くする方法としてではなく、体調管理の一環として読んでいただければと思います。
腸と免疫について言われていること
免疫のはたらきについて調べていくと、必ずと言っていいほど出てくるのが「腸」です。
腸は食べたものを受け入れる場所であると同時に、外から入ってきたものと最初に向き合う場所でもあります。そのため免疫に関わる仕組みの多くが腸に集まっていると言われており、腸内環境と免疫の関係は近年注目されているテーマです。
ただし、「腸内環境を整えればアレルギーがどうなる」という部分については、はっきりした答えが出ているわけではありません。関係があるのではないかと研究が進められている段階、というのが実際のところだと理解しています。
ですので私は、腸を「花粉症のための対策」として捉えてはいません。あくまで、シーズンを通して安定して練習を積むための土台として考えています。
腸内環境が乱れやすい時期は、実は春かもしれない
選手にとっての春は、とにかく変化の多い時期です。
・練習強度が一気に上がる
・レースが始まり、移動や遠征が増える
・環境や生活リズムが変わる
・気温の変動が大きい
私自身、練習の負荷そのものが腸に最も影響すると実感しています。また、遠征が重なれば生活のリズムも食べるものも変わります。
春という季節は、花粉が飛ぶ時期であると同時に、体の土台が揺さぶられやすい時期でもあると感じています。花粉症の症状に悩まされている時、そこに練習負荷や移動の疲れも重なっているということはないでしょうか?
だからこそ、コントロールできる部分は整えておくことが重要です。
お腹の調子を崩しやすい行動については、別の記事に具体的にまとめています。

私が土台づくりとして続けていること
ここからは、私が実際に続けていることの話です。
大学生の4年間、私は毎日ヨーグルトを食べ続けていました。腸に良いと言われているものを、とりあえず続けてみようという発想でした。ですが、これといった手応えは最後まで感じられませんでした。当時は「自分の体質が悪いのだろう」と思っていました。
転機は2019年、実業団に入ったタイミングです。当時のコーチに勧められて飲み始めたのが、乳酸菌生成エキス「ラクティス」でした。それ以降、現在まで飲み続けています。

ヨーグルトとは何が違うのか
公式サイトでは、ラクティスは16種類の乳酸菌で豆乳を発酵させ、1年間熟成させたものと説明されています。特徴的なのは、中身が「代謝産物」と「菌体物質」であり、生きた菌は入っていないという点です。
ヨーグルトのように菌そのものを摂るのではなく、もともと自分の腸にいる菌に向けたアプローチするという考え方に基づいた商品です。
どちらが優れているという話ではありません。役割が違うだけで、ヨーグルトが合う方にはしっかり合います。私の場合はたまたま、4年間続けても手応えがありませんでした。この「合う・合わない」の話は、別の記事で詳しく書いています。

私の飲み方
公式サイトが案内している摂取目安は1日1〜2包です。私も基本は1〜2包で、練習がハードな日に3包にすることがあります。
飲み方はシンプルで、そのまま飲むか、普段の水や練習中のドリンクに入れています。味は甘さがなく、レモン果汁に似たさわやかな酸味です。水とスポーツドリンクに合うと感じています。
2019年から飲み始めて、最初の2週間は、何も変わりませんでした。体質に関わる部分は短期間で変わるものではないと今は思っています。飲み始めてからの経過は、月ごとの記録として別の記事にまとめています。

競技者として確認しておきたいこと
先にドーピングの話に触れましたが、口に入れるものを選ぶうえで競技者が必ず確認したいのがこの点です。
ラクティスは、英国LGC社の「インフォームド・チョイス」を取得しているとメーカーが発表しています(乳酸菌加工食品としては日本初との発表/2019年7月)。認証は更新制のため、購入前にご自身でも最新の状況をご確認ください。
最後に、大事なことを書いておきます。
これを飲んでいれば何をしても大丈夫、という話ではまったくありません。私は今でも、練習日に牛乳を飲まない、冷たいものを摂りすぎない、夏でも腹巻きをして寝る、といったことを続けています。普段の食事や生活を整えたうえで、その土台を支えるものという位置づけです。
そして繰り返しになりますが、私はこれを花粉症のために飲んでいるわけではありません。私自身が花粉症ではないこともあり、花粉シーズンだからといって飲み方を変えることもしていません。あくまで、1年を通した体調管理の一部です。
食事で意識していること
土台づくりという意味では、毎日の食事のほうが影響は大きいと感じています。サプリメントはあくまで補助で、食事が主役であることは変わりません。
私が普段から意識しているのは、次のようなことです。
脂っこい食事が続かないようにする
脂質の多い食事が続くと腸内環境に影響すると言われています。私の場合はもっと単純で、脂っこいものを多く食べた日は、そのまま体調に出ます。まったく摂らないという話ではなく、続けないように気をつけている、という感覚です。
食物繊維を意識して増やす
ここは混同しやすいところなのですが、腸内の菌のエサになるのは食物繊維やオリゴ糖です。ヨーグルトや納豆などの発酵食品は、菌そのものを摂るもの。役割がまったく違います。
野菜や海藻、きのこ類は意識して増やすようにしています。逆に、発酵食品を何種類もまとめて摂った時に、お腹の調子を崩したことがありました。良いと言われているものでも、一度にたくさん摂ればいいわけではないのだと学びました。
練習の内容に合わせて調整する
これが一番効いていると感じている部分です。
練習前は消化に時間がかかるものを避ける。強度の高い日は糖質を優先する。内臓が疲れている時は消化の良いものにする。同じものを毎日食べるのではなく、その日の練習に合わせて内容を変えるという考え方です。
食事の改善については、スポーツ栄養士の方に指導していただいた内容を含めて別の記事にまとめています。

まとめ|花粉シーズンでも練習を積み重ねるために
花粉症は、多くのスポーツ選手にとって悩みの一つです。呼吸・集中力・練習の質という、競技の根幹に関わる部分に影響してくることを、この記事では書いてきました。
そして春は、1年で最も練習を積み上げたい時期でもあります。花粉が飛ぶ時期と、体の土台が揺さぶられる時期が重なってしまう。ここが選手にとっての難しさではないでしょうか。
症状そのものについては、まず医療機関にご相談ください。それが最も確実な対処です。そのうえで、日々のコンディションという土台の部分は、自分でコントロールできる余地があります。
私自身は花粉症ではありませんが、シーズンを通して安定して練習を積むために、腸内環境という土台に目を向けてきました。その一つとして、2019年から乳酸菌生成エキスを続けています。
ただし、合う・合わないは必ずあります。私が4年間ヨーグルトを食べ続けて手応えを感じられなかったように、同じものが誰にでも同じように働くわけではありません。自分に合うものを見つけるまでの考え方については、こちらの記事にまとめています。

▶ ラクティスの詳細・購入はこちら
※本記事は個人の体験に基づく感想です。感じ方には個人差があります。
※ラクティスは食品であり、医薬品ではありません。特定の症状の治療・予防を目的としたものではありません。
※花粉症の症状については、自己判断せず医療機関にご相談ください。
※競技者の方は、使用する製品・医薬品にドーピング禁止物質が含まれていないか必ずご確認ください。
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