アスリートの乳酸菌サプリの選び方|ヨーグルト・生菌タイプと「乳酸菌生成エキス」は何が違う?

サプリメント

自分に合う乳酸菌をきちんと選べていますか?

腸内環境を改善する為に、大学生の4年間、私は毎日ヨーグルトを食べ続けました。
腸の悩みを抱えていた自分にとって、これが一番手軽に出来る対策だと思ってました。
毎日続けていましたが、

それでも、状況はほとんど変わりませんでした。

・練習中(特にランニング)に頻繁にトイレに行きたくなる
・レース前はお腹の事が頭から離れない
・食事を摂る、水を飲むと排便したくなる

日常生活にも競技にも支障が出ていて、毎日大きなストレスを感じていました。

転機は2019年、実業団に入った時でした。当時のコーチから、それまで聞いた事もなかったタイプの製品を勧めてもらいました。それが「乳酸菌生成エキス ラクティス」でした。

この時に乳酸菌の摂り方には種類があり、それぞれ役割が違うという事を初めて知りました。パッケージに「乳酸菌◯◯億個」と書いてあれば同じようなものだと思っていましたが、実際には全く別のアプローチをしている製品が、同じ棚に並んでいます。

それ以来、私は今も「乳酸菌生成エキス ラクティス」を続けています。

「乳酸菌は色々試したけど、いまいち手応えがない、、」
そんな方は少なくないのではないでしょうか?

今回は、乳酸菌の摂り方を3つのタイプに整理した上で、スポーツ選手が選ぶ時に見るべきポイントを、私自身の経験も交えて書いていきます!

  1. この記事でわかること
  2. アスリートの腸は、一般の人以上に揺さぶられている
    1. 私にとって一番の要因は「練習そのもの」
    2. レースという、一度の大きな負荷
    3. さらに、遠征や補給食も重なる
    4. 腸のケアは「余裕があればやる事」ではない
  3. 乳酸菌の摂り方は、大きく3タイプに分けられる
    1. ① 生きた菌そのものを摂る(プロバイオティクス)
    2. ② 菌のエサを摂る(プレバイオティクス)
    3. ③ 菌がつくり出した成分を摂る(乳酸菌生成エキス)
    4. 3タイプの比較
    5. どれが優れている、という話ではありません
  4. 「試したけれど手応えがなかった」という方へ
    1. 「相性」という言葉を知っているかどうかで、選び方が変わる
    2. そして、選手にはもう一つ別の基準があります
  5. アスリートが乳酸菌サプリを選ぶ時の3つのチェックポイント
    1. ① アンチドーピングへの配慮があるか
    2. ② 遠征先でも、同じように続けられるか
    3. ③ 自分の菌の状態に左右されにくい設計か
    4. 3つのチェックポイントまとめ
  6. ヨーグルト習慣から、乳酸菌生成エキスに切り替えた話
    1. コーチに勧めてもらった事が、全ての始まりでした
    2. 変化を感じるまでには、時間がかかりました
    3. 私の飲み方
    4. 一番助かっているのは、海外遠征です
    5. 今も続けている、一番の理由
  7. 私が続けている乳酸菌生成エキス「ラクティス」
    1. どうやって作られているか
    2. 3つのチェックポイントに当てはめると
    3. その他の基本スペック
    4. 味と使い勝手
    5. 販売20周年の製品です
  8. よくある質問
  9. まとめ
    1. 先ずは「相性」の話から読んでみてください
    2. 製品について詳しく知りたい方へ

この記事でわかること

・乳酸菌の摂り方は大きく3タイプあり、それぞれ役割が違うということ
・アスリートが乳酸菌サプリを選ぶ時の3つのチェックポイント
・ヨーグルト習慣から乳酸菌生成エキスに切り替えて体感したこと

※本記事は筆者の体験に基づく内容です。症状が重い場合や長期化する場合は必ず医療機関を受診してください。


アスリートの腸は、一般の人以上に揺さぶられている

タイプの話に入る前に、先ず前提として押さえておきたい事があります。

競技をしている人の腸は、日常生活だけを送っている人とは全く違う負荷を受けているという事です。

遠征や食事等、色々な要因がありますが、私にとって一番大きいのは日々の練習です。

ハードな練習を積んだ日は、脚や心肺だけでなく内臓もかなり疲労しています。 体感として、練習の質が上がる時期程、腸の機能は落ちていると感じています。

運動中は血液が筋肉に優先的に回され、その分だけ消化器官に回る血液は減ると言われています。そこに暑さや脱水、睡眠不足が重なれば、腸にかなり大きな負担がかかります。

そして厄介なのが、腸の機能が落ちている時ほど、練習の効果が定着しづらくなってしまいます。

・食べたものを吸収しきれない
・回復が遅れる
・翌日の練習の質が落ちる
・練習が積めないので強くならない

だからこそ、この腸のダメージをいかに軽減するかが、強くなる為の秘訣だと今は感じています。 練習を追い込む事と同じくらい、腸を守る事に意識を向けるようになりました。

レースという、一度の大きな負荷

日々の練習に加えて、レースも大きな負荷になります。

持久系アスリートの腸内細菌叢(腸内フローラ)については、日本体育大学の杉田正明教授らによる研究報告があります。長距離・陸上選手を対象に、公式レースの前後で腸内細菌のバランスがどう動くかを調べたもので、2022年1月に米国の科学誌「PLOS ONE」に掲載されました。

この研究では、一度の公式レースで腸内細菌の構成比率に大きな変化が起き、その状態がしばらく続くことが分かりました。

杉田教授は、こうした腸内細菌の変化がその後の回復や練習にも影響を及ぼすものと考えられる、とコメントしています。

出典:株式会社ビーアンドエス・コーポレーション プレスリリース(2022年2月8日)/論文はPLOS ONEに掲載

レースに出る度に腸のコンディションはダメージを受けてしまいます。

シーズン中に何戦も組んでいる選手なら、その頻度はさらに上がります。「レース後、なんとなく調子が戻らない期間が続く」という感覚に心当たりのある方もいるのではないでしょうか?

練習とレースに加えて、次のような要因もあります。

・遠征先の水と食事
海外レースでは、日本とは異なる環境でレースがあります。そこに時差や気候の変化も加わります。

・補給食
レース中に糖質を短時間で大量に入れる、という食べ方は日常ではまずしません。

・減量や食事制限
食べる量や種類が偏りやすくなります。

一つ一つは大した事がなくても、これらがハードな練習期と重なった時に腸は一気に崩れる可能性があります。

腸内環境を悪化させてしまう具体的な行動については、こちらの記事に詳しく書いているのでチェックしてみてください!

腸内環境悪化の方法⁈〜下痢になってしまう行動集〜】
腸内環境を改善する為には(ゼロからプラスの状態にする)、先ずは腸内環境を悪化させる行動を無くすことが重要です(マイナスをゼロの状態にする)今回は腸内環境が悪化して下痢になってしまう行動を腸具体的にご紹介します!ただ、これは私の状態が悪化する…

ここまで書いてきた通り、スポーツ選手の腸は、何もせずに放っておいても勝手に整うような環境には置かれていません。

私は、腸のケアは「余裕があればやる事」ではなく、練習を継続する為の土台だと考えています。

どれだけ良い練習メニューを組んでも、栄養を摂っても、それを受け止める腸が崩れていれば十分に活かせません。この話については、こちらの記事でも触れています。

そのサプリ、本当に活かせていますか?アスリートが見落としがちな「栄養吸収の土台」
プロテイン、ビタミン剤、鉄、補給ジェル等々…。日々パフォーマンスを維持、上げる為に摂っているサプリメント。しっかり摂っているのに、思ったほど変化を感じない。もしそう感じているなら、問題は「足りない」のではなく、栄養を活かす土台にあるかもしれ…

では、その土台をどう整えるのか。次章から、乳酸菌の摂り方の違いを見ていきます。


乳酸菌の摂り方は、大きく3タイプに分けられる

ここからが本題です。

「乳酸菌を摂る」と一口に言っても、アプローチは全く違います。 私が大学時代にこのアプローチの仕方について知りませんでした。

① 生きた菌そのものを摂る(プロバイオティクス)

ヨーグルト、乳酸菌飲料、カプセルタイプの生菌サプリ等がこれにあたります。皆さんもスーパー等でもよく見かけて、種類も価格帯も豊富です。

考え方はシンプルで、外から良い菌を入れて、体内の菌を増やしましょうというものです。

ポイントは、その入れた菌が、元々自分の中にいる菌たちとうまくやっていけるかどうかという点です。

乳酸菌は300種類以上あると言われていて、どの菌が住み着いているかは人によって違います。合わなかった菌は「通過菌」としてそのまま排出される、という説明がされています。

これは相性の話なので、「効かない」という事ではありません。 合う人にはしっかり合います。

ただ、どれが自分に合うかは飲んでみるまで分からないということが発生します。私が4年間ヨーグルトを続けて手応えを得られなかったのも、おそらくここでした。

② 菌のエサを摂る(プレバイオティクス)

オリゴ糖、食物繊維、難消化性デキストリン等。既に自分の中にいる菌を育てる、という考え方です。

こちらは相性の問題は起きにくいのですが、アスリートの場合は別の注意点があります。

レース前や高強度練習の前に食物繊維を多く摂ると、かえってお腹が張るという経験をした方も多いのではないでしょうか?摂るタイミングを選ぶ必要があります。

③ 菌がつくり出した成分を摂る(乳酸菌生成エキス)

3つ目が、2019年に私がコーチから勧めてもらったタイプです。

生きた菌そのものではなく、乳酸菌が発酵の過程でつくり出した成分を抽出して摂取するという方法で、B&Sコーポレーションの「乳酸菌生成エキス」がこれにあたります。

公式サイトによると、16種類の乳酸菌で豆乳を発酵させ、1年間熟成させた後、有用成分だけを抽出したものと説明されています。

含まれているのは、

・発酵中につくり出された「代謝産物」
・熟成中にバラバラになった乳酸菌の「菌体物質」

この2つで、生きた菌は入っていません。

「生きていないと意味がないのでは?」と思われるかもしれませんが、発想が違います。生きた菌を届けるのではなく、元々自分の中にいる菌にはたらきかけるという設計です。

その為、①のような外から入れる菌との相性という問題を考えなくてよくなります。

3タイプの比較

項目① 生きた菌を摂る② 菌のエサを摂る③ 菌がつくった成分を摂る
代表例ヨーグルト、生菌サプリオリゴ糖、食物繊維乳酸菌生成エキス
何を体に入れるか菌そのもの菌の栄養源発酵によってできた成分
菌の相性合う・合わないがある起きにくい相性を問わない設計
熱・温度生きた菌の為に配慮が必要影響を受けにくい温かい飲み物にも使用可
摂るタイミング選びやすい練習前は注意が必要選びやすい
持ち運び冷蔵が必要なものが多い粉末で持ち運びやすい常温保存可・個包装

※各タイプの一般的な特徴と、乳酸菌生成エキスについては公式サイトの記載を基に整理しています。

どれが優れている、という話ではありません

この3つに優劣はありません。

役割が違うだけで、今使っているもので調子が良いのであれば、無理に変える理由はないと思います。

ただ、「乳酸菌は色々試したけど手応えがない」という方は、①ばかりを試してきた可能性があります。 私の感覚ですが、店頭で目にする製品の多くは①です。

まだ試していないタイプが残っているかもしれない、ということを知っておいてください!


「試したけれど手応えがなかった」という方へ

ここまで読んで、「①(生きた菌を摂る)をずっと試してきたけど、いまいちだった」と思い当たった方もいるのではないでしょうか?私がまさにそうでした。

大学生の4年間、毎日ヨーグルトを食べ続けて、状況はほとんど変わりませんでした。当時は「自分の体質が悪いんだ」と思っていました。

・自分は元々お腹が弱い体質だから仕方ない
・続け方が足りないのかもしれない
・そもそもサプリなんて気休めなんじゃないか

問題は自分の体質ではなく「摂り方のタイプが合っていなかった」のかもしれないと今は感じています。

「相性」という言葉を知っているかどうかで、選び方が変わる

前章で少し触れた「乳酸菌には相性がある」という話ですが、これを知らないまま製品を選ぶと、

効果を感じない → 別のヨーグルトを試す → また感じない → 別の乳酸菌サプリを試す

ずっと①の中を回り続ける事になります。

「合わなかった」のは、あなたのせいではないかもしれません。

この相性の仕組みについては、別の記事で詳しく解説しています。ヨーグルトを何年続けても変化を感じなかった方は、先にこちらを読んでいただくと、この後の話が一気に繋がります。

乳酸菌サプリやヨーグルトで効果を感じにくい理由|アスリートが知っておきたい「相性」の話
ヨーグルトや乳酸菌サプリを試しても効果を感じないのは「相性」が原因かもしれません。乳酸菌の相性問題の仕組みと、相性を気にせず腸内環境にアプローチできる「乳酸菌生成エキス」について、アスリート目線で解説します。

そして、選手にはもう一つ別の基準があります

ここまでは、乳酸菌を摂る全ての人に共通する話でした。

ただ、私たち競技をしている人間には、一般の方とは違う判断基準がもう一つあります。

私は価格や口コミとより先に先ずこれを確認します。 ここの確認を怠ると選手生命に関わるからです。


アスリートが乳酸菌サプリを選ぶ時の3つのチェックポイント

タイプの違いを踏まえた上で、競技をしている人が製品を選ぶなら、次の3点を確認してみてください。

① アンチドーピングへの配慮があるか

アスリートは必ずチェックしてほしい項目です。

サプリメントは、製造工程での汚染リスクがゼロではありません。原料や設備を通じて、意図しない物質が混入する可能性が指摘されています。

意図せず禁止物質を摂取してしまう、いわゆる「うっかりドーピング」は、選手生命に関わります。

「知らなかった」では済みません。 何を口に入れたかの責任は、最終的に選手自身が負う事になります。

第三者による認証を取得しているかどうかを、価格や口コミより先に確認します。

代表的なものが、英国LGC社が運営する「インフォームド・チョイス」です。

・世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が定める禁止物質を含まない事を確認する国際的な認証プログラム
・製品の分析だけでなく、製造工程や製造工場で取り扱う全ての原料の調査、製造工場の監査もクリアする必要がある

出典:株式会社ビーアンドエス・コーポレーション プレスリリース(2019年7月16日)

なお、認証を取得した後も、LGC社が独自に製品を購入して抜き打ちで分析を行う仕組みがあると、同認証プログラムでは説明されています。

腸内環境の為に飲んだサプリで競技人生が終わってしまっては、本末転倒です。ここは妥協するべきではないと考えています。

② 遠征先でも、同じように続けられるか

腸内環境のケアは、続けてこそ意味があります。

ところが、ここで見落とされがちなのが「遠征に持っていけるかどうか」という点です。

・要冷蔵の製品は、そもそも持っていけない
・かさばるボトルタイプは、預け荷物の重量制限がある海外遠征では厳しい
・現地で同じものが手に入る保証はない

「普段は続けているけど、遠征中だけ抜けてしまう」

前章で書いた通り、遠征中こそ腸内環境が最も乱れやすい時です。必要な時に抜けてしまってはコンディションを保つことが難しくなります。

常温保存が出来て、個包装で持ち運べるか。

地味なポイントですが遠征中も継続できて、ここは製品選びでかなり重視しています。

③ 自分の菌の状態に左右されにくい設計か

3つ目が、前章で書いた「相性」の話です。

①のタイプ(生きた菌を摂る)は、合う製品に出会えれば強力です。 実際、それで調子が良い選手もいると思います。

ただ、シーズン中に「まず自分に合う菌を探すところから始める」時間的余裕があるかというと、厳しいのではないでしょうか?

私は大学4年間を、この「探す時間」に使ってしまいました。試して、感じられなくて、また別のものを試して、、。あの4年間は今思えばかなりもったいなかったです。

相性という問題をそもそも持ち込まない設計かどうか。これは選ぶ上での一つの大切な判断軸になります。

3つのチェックポイントまとめ

チェックポイント見るべき点
① アンチドーピング第三者認証を取得しているか
② 続けやすさ常温保存可か・遠征に持っていけるか
③ 設計自分の菌との相性に左右されにくいか

次の章では、私が2019年から現在まで続けているものについて書いていきます。


ヨーグルト習慣から、乳酸菌生成エキスに切り替えた話

ここからは、私自身の話を書いていきます。

コーチに勧めてもらった事が、全ての始まりでした

2019年、大学を卒業して実業団に入りました。

その時に、当時のコーチから勧めてもらったのが乳酸菌生成エキス「ラクティス」です。

その時は「乳酸菌生成エキス」という言葉自体を初めて聞きました。 ヨーグルトやヤクルトなら知っていましたが、菌そのものではなく菌がつくった成分を摂る、という発想がある事すら知りませんでした。

大学4年間、毎日ヨーグルトを食べ続けて手応えがなかった自分にとっては、初めて知った「別の選択肢」でした。

変化を感じるまでには、時間がかかりました

飲み始めてすぐに何かが変わった訳ではありません。

最初の2週間は、飲む前と比べてほとんど変化を感じませんでした。1ヶ月続けた頃に、ようやく少し変わってきたかな、という程度です。

そこから先も、良い日と良くない日を行ったり来たりしながら、少しずつ落ち着いていったという感覚でした。「飲んだら治った」という劇的な話ではありません。

月ごとにどう変化していったかは、こちらの記事に当時の記録を詳しくまとめています。これから試そうと考えている方は、どのくらいの期間を見ておくべきか一つの目安にしてください。

【実験談】下痢が続く原因は腸内環境だった|乳酸菌生成エキス ラクティス で改善を目指した話
長年お腹の不調に悩んできたトライアスロン選手が、腸内環境の見直しとして乳酸菌生成エキス「ラクティス」を試した記録です。摂取開始から8ヶ月間の経過を、月ごとに正直にまとめました。※個人の感想です。

すぐに結果が出ないと分かっていれば、途中でやめずに済みます。 逆にここを期待し過ぎると、2週間で見切りをつけてしまう事になりかねません。

私の飲み方

決まった飲み方があるわけではないので、私は一日を通してこまめに摂るやり方に落ち着いています。

・練習中のドリンクに入れる
ボトルに入れておいて、練習しながら少しずつ摂っています。

・普段飲む水に入れる
普段の水分補給でこまめに摂ります。

・そのまま飲む
ハードな練習やレース後はそのまま飲むことが多いです。

量は1日1〜2包が目安ですが、練習がハードな日は3包摂る事もあります。 前章で書いた通り、追い込んだは腸は疲労していると感じているからです。

なお公式サイトのFAQでは、目安量より多く飲んでも問題ないと案内されています。とはいえ体感には個人差がありますので、ご自身の体と相談しながら調整してください。

一番助かっているのは、海外遠征です

前章で「遠征に持っていけるかどうか」を挙げましたが、海外遠征が多いアスリートにとって大切な部分です。海外遠征では常に持ち歩いています。

海外は、腸内環境が乱れる要因の宝庫です。

・食事の内容も味付けも普段と違う
・水が違う
・気候や湿度が違う
・時差で生活リズムが崩れる
・慣れない環境でストレスが大きくなる

これだけ多くの腸にストレスがかかる要因があります。

その中で、個包装で常温保存が出来て必要な分だけバッグに放り込めるというのは、想像以上に助かっています。 冷蔵庫を探す必要も、現地で買い直す必要もありません。

そしてラクティスを飲み始めてから、海外遠征で大きく体調を崩した事はありません。

これは食事や睡眠等、他に気をつけている事も当然あるので、これだけのおかげとは言い切れません。ただ、遠征のバッグに必ず入れているものの一つである事は間違いないです。

その他にも海外遠征の持ち物については、こちらにまとめています。

【完全保存版】海外遠征の必需品チェックリスト|体調管理を最優先するプロトライアスロン選手の実践装備
海外遠征は「準備」で結果が決まる海外レースでは現地に到着してから入念な準備を行ってコンディションを整えることに注力することよりも、日本にいる段階でどれだけ準備できたかが結果を大きく左右します。私自身、海外遠征の経験を重ねる中で、・水や食事が…

今も続けている、一番の理由

2019年から現在までずっと続けています。

やめずに続けている理由は、安定して練習を重ねることができて、レースでも良いコンディションで臨めるこの状態を維持したいからです。

長年、腸の事で悩みながら競技を続けてきました。練習を中断してトイレに駆け込む事も、レース前に不安になる事も、日常生活で気を遣う事も、全部がストレスでした。

今も日常生活で気を遣う事自体はやめていません。

何も気にせず好きなだけ食べて飲んでいれば、状態が悪化するリスクは当然高くなります。 乳酸菌生成エキスを摂っていれば何をしても大丈夫、という話ではありません。

ただ、「必要以上に気を遣わなくてよくなった」ということは想像以上に楽です。

以前は、食事の度に、水を飲む度にストレスを感じていました。今は基本的な事を押さえていれば、過度に神経質にならずに済んでいます。この差は、想像以上に大きいです。

ここまで来るのに長い時間がかかりました。だからこそ、元の状態に戻りたくないという気持ちが一番強いです。

腸を整える事は、劇的に速くなる魔法ではありません。ただ、練習を継続する為の土台として、私にとっては欠かせないものになっています。

※上記は個人の感想であり、効果には個人差があります。


私が続けている乳酸菌生成エキス「ラクティス」

前章までに挙げた3つのチェックポイントを踏まえて、私が2019年から続けているのがB&Sコーポレーションの乳酸菌生成エキス「ラクティス」です。

どんな製品なのか、公式サイトに記載されている内容を整理しておきます。

どうやって作られているか

・静岡県の自社農場で、化学農薬・化学肥料を使わずに育てた国産大豆を使用
・その大豆から作った豆乳を、厳選した16種類の乳酸菌で発酵
・その後、1年間熟成
・体に良い成分だけを抽出

本来、豆乳は発酵しにくいそうですが、16種類の乳酸菌を同時に発酵させる方法(共棲培養法)を確立した事で実現しているとの事です。

なお公式サイトによると、その発酵力はヨーグルトの1,000倍と説明されています(※メーカー公表値)。

3つのチェックポイントに当てはめると

① アンチドーピング

ラクティスは、アンチ・ドーピング認証プログラム「インフォームド・チョイス」を取得しています。メーカーの発表によれば、乳酸菌加工食品としては日本初の取得との事です。

出典:株式会社ビーアンドエス・コーポレーション プレスリリース(2019年7月16日)

② 続けやすさ

常温保存可(高温多湿は避ける)
個包装(10ml×30包)
生きた菌が入っていない為、白湯や紅茶等の温かい飲み物にも使える

生きた菌ではない事が、持ち運びやすさと使い勝手の良さに繋がっています。私が海外遠征に必ず持っていけるのは、この設計のおかげです。

③ 相性に左右されにくい設計

前章までに書いた通り、外から生きた菌を入れるのではなく、乳酸菌がつくり出した成分(代謝産物と菌体物質)を摂取するという考え方です。

その他の基本スペック

項目内容
原材料乳酸菌生成エキス(大豆を含む、国内製造)/クエン酸、乳酸
内容量300ml(10ml×30包)
摂取目安1日1〜2包を水と一緒に
カロリー1包あたり0.5kcal(脂質・糖類ゼロ)
添加物無香料・無着色・保存料不使用・ノンカフェイン
アレルゲン大豆アレルゲンは不検出
製造健康補助食品GMP認定工場(静岡県富士宮市)
保存常温保存可(高温・直射日光は避ける)

・GMP認定工場について
GMPは、原料の受け入れから最終製品の出荷までの全工程で、適正な製造管理と品質管理がされている事を示す製造工程管理基準です。

・医療機関での取り扱い
公式サイトによると、乳酸菌生成エキスは約2,000の医療機関で、ドクターによるアドバイスのもと販売されているとの事です。

味と使い勝手

透明な液体で、甘さはなく、さわやかな酸味があるレモン果汁に似た味です。

ラクティスを飲み物に混ぜて飲むときに合う飲み物と合わない飲み物があります。

・水 → 合います
酸味が加わってさっぱりします。一番飲みやすいと感じています

・スポーツドリンク → 合います
私が練習中に一番使っている組み合わせです。さっぱりして飲みやすくなるので、暑い時期の練習でも美味しく飲めます。

・コーヒーや緑茶、麦茶 → 合いません
私が試した中では、コーヒーや緑茶、麦茶に入れるのはあまりおすすめしません。酸味が合わず、飲みにくくなります。

毎日続けるものなので、「飲みにくい入れ方」を選んでしまうと、それだけでやめてしまう原因になります。 私自身は、水かスポーツドリンクに入れるやり方に落ち着きました。

販売20周年の製品です

ラクティスは2004年の発売から、20年以上販売が続いているロングセラーです。

サプリメントは新製品が次々に出ては消えていく世界なので、20年間残っているという事実そのものが、一つの判断材料になると個人的には思っています。


よくある質問

最後に、自分が飲み始める前に疑問だった事をまとめておきます。

Q
Q. 今飲んでいるヨーグルトや乳酸菌サプリは、やめた方がいいですか?
A

そんな事はありません。タイプが違うだけで、どちらが優れているという話ではないと考えています。今のもので調子が良いのであれば、無理に変える理由はないと思います。

Q
Q. 生きた菌が入っていなくて意味があるのですか?
A

私も最初に同じ事を思いました。公式サイトでは、乳酸菌が発酵中につくり出した「代謝産物」と、熟成中にバラバラになった乳酸菌の「菌体物質」の2つの成分が体の内側にはたらきかける、と説明されています。生きた菌を届ける事を目的にした製品とは、そもそも設計思想が違います。

Q
Q. どのくらい続ければいいですか?
A

私の場合は2週間ではほとんど変化を感じませんでした。 短期間で判断せず、習慣として続ける事を前提にした方がいいと思います。摂取目安は1日1〜2包で、飲みやすい方法とタイミングで毎日続ける事が大切だと公式サイトでも案内されています。なお、体感には個人差があります。

Q
Q. 練習前や練習中に飲んでも大丈夫ですか?
A

私は練習中のドリンクに入れて飲んでいます。生きた菌が入っていない為、温度を気にする必要がないのは使いやすい点です。 ただし補給の相性は人それぞれなので、いきなりレース当日に試すのではなく、練習で試してから本番に持ち込む事をおすすめします。

Q
Q. アンチドーピングの面は本当に大丈夫ですか?
A

ラクティスは英国LGC社が運営する認証プログラム「インフォームド・チョイス」を取得しています(出典:メーカープレスリリース/2019年7月16日)。とはいえ、認証の有無や最新の状況はご自身でも必ず確認してください。 何を口に入れるかの責任は、最終的に選手自身が負う事になります。

Q
Q. 大豆アレルギーがあるのですが飲めますか?
A

製造過程で大豆を使用していますが、製品からは大豆アレルゲンが検出されていないと公式サイトに記載があります。ただし心配な方は、公式サイトでも案内されている通り、医師や薬剤師にご相談ください。

Q
Q. 飲めば腸の悩みは解決しますか?
A

これだけで解決する魔法のサプリではありません。 私自身、今でも食事の内容には気を遣っています。暴飲暴食をすれば当然状態は悪化します普段の食事を整えた上で、その土台を支えるものという位置づけです。


まとめ

長くなったので、要点を整理します。

・スポーツ選手の腸は、日々の練習・レース・遠征によって常に揺さぶられている
特にハードな練習後は内臓も疲労し、腸の機能が落ちます。 このダメージをいかに軽減するかが、練習を継続する為の鍵になります。

・乳酸菌の摂り方は大きく3タイプあり、それぞれ役割が違う
①生きた菌を摂る(ヨーグルト・生菌サプリ)/②菌のエサを摂る(オリゴ糖・食物繊維)/③菌がつくった成分を摂る(乳酸菌生成エキス)。

・アスリートが選ぶなら、見るべきは3点
①アンチドーピングの第三者認証があるか/②遠征先でも続けられるか/③自分の菌との相性に左右されにくい設計か。

「乳酸菌はひと通り試したけど、いまいちだった」

もしそう感じているなら、まだ試していないタイプが残っているかもしれません。

私は大学4年間をヨーグルトを食べ続けましたが、手応えを得られませんでした。当時は自分の体質のせいだと思っていましたが、そうではなく、単に摂り方のタイプが合っていなかっただけだったのかもしれません。

同じ場所で足踏みしている方が、この記事で「別の選択肢がある」と知っていただけたら嬉しいです。

先ずは「相性」の話から読んでみてください

いきなり製品を試すよりも、なぜ自分に合う乳酸菌と合わない乳酸菌があるのかを理解してからの方が、選び方が変わります。

こちらの記事で詳しく解説しています。

乳酸菌サプリやヨーグルトで効果を感じにくい理由|アスリートが知っておきたい「相性」の話
ヨーグルトや乳酸菌サプリを試しても効果を感じないのは「相性」が原因かもしれません。乳酸菌の相性問題の仕組みと、相性を気にせず腸内環境にアプローチできる「乳酸菌生成エキス」について、アスリート目線で解説します。

また、私が実際に飲み始めてからの経過を月ごとに記録した記事もあります。どのくらいの期間を見ておくべきかの参考になるはずです.

【実験談】下痢が続く原因は腸内環境だった|乳酸菌生成エキス ラクティス で改善を目指した話
長年お腹の不調に悩んできたトライアスロン選手が、腸内環境の見直しとして乳酸菌生成エキス「ラクティス」を試した記録です。摂取開始から8ヶ月間の経過を、月ごとに正直にまとめました。※個人の感想です。

製品について詳しく知りたい方へ

私が2019年から続けている乳酸菌生成エキス「ラクティス」の詳細は、公式サイトで確認出来ます。

2週間分のお試しセットも用意されています。 短期間で判断出来るものではありませんが、先ずは味や飲み方が自分に合うかを確かめる、という使い方は出来ると思います。

※価格・セット内容・キャンペーン等の最新情報は、公式サイトでご確認ください。


腸を整える事は、劇的に速くなる魔法ではありません。

ただ、練習を積み続ける為の重要な土台です。

土台が崩れていれば、どれだけ良い練習をしても、どれだけ栄養を摂っても、十分には活きてくれません。私は長い遠回りをして学びました。

同じ悩みを抱えている方の、少しでも参考になれば嬉しいです!


※本記事は個人の見解・感想を含みます。効果には個人差があります。
※本記事で紹介している製品は健康補助食品であり、医薬品ではありません。
※お腹の不調が長く続いている場合は、自己判断で対処せず医療機関にご相談ください。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

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